2023年2月19日開催、高知龍馬マラソン2023大会へ!
高知県庁からのご依頼で、25名のメディカルチームとして参加して来ました!!
弊社からは医師15名、救命士・看護師10名のチームで東京羽田から高知まで向かい、前日にはメディカルチームスタッフの初顔合わせを行ました。初対面の方も多い中、和気藹々とした雰囲気で情報交換ができました。
昨年はコロナの影響で残念ながら中止となった大会だけに現地は盛り上がっておりお祭りのようでした。
当日は朝の6:00台からお揃いの真っ赤なブルゾンを着て活動開始。
前日高知入りした際は暑いくらいでしたが当日は曇り空で寒かったので丁度良かったです。(マラソンが趣味のスタッフからは走りやすい気候とおっしゃっていました☺︎)
大会は9:00スタート。少し雨が降り始めてきましたが白バイ隊員を先頭にランナーたちは元気に『スタート』を切りました。
医師は各救護所で体調不良者の対応、救命士、看護師は主にBLS(一時救命処置)班としてAEDを背負って沿道に立ち急病者の対応、看護師1名はメディカルカーに乗ってコースを回り救護活動を行いました。
救護所では、湿布貼りや巻き爪処置、肉離れなど整形外科的な対応や、ハーフ地点くらいから倒れる方も多く適切な判断と処置が必要となりました。
30キロ過ぎからは高知県の海が一望できる救護所もあり景色も楽しめました。
BLS班は指定された救護所からAED等必要な物品を持ち歩いて自分の位置に移動して業務開始です。
こちらは4.5キロ地点、AEDはリュック型です。
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現場では高知県の看護学生さんと一緒に活動しました。ランナーの方が来るまで学校の様子や高知の名産品など聞きながらお話しして過ごし、ランナーが近づいてくると近隣の方々が応援にたくさん来られ、ランナーに熱い応援をたくさんかけられていました。
雨が降っており、気温も予想以上に低かったので特に、低体温で倒れる方に気をつけ、看護学生さんと一緒にランナーを警戒しつつ沿道のお客さんにも目を配りながら対応時のポイントを確認し業務にあたりました。
幸いBLS班は怪我人等もなく、安心しました。
みなさん最後まで元気に完走して欲しいと思いながら最後のランナーを見送りました。
メディカルカーでは、マラソンコースを速度7~8kmほどの速さでランナーと併走しました。
途中で多かったのは足のこむら返りです。立ち止まっていたり足を引きずっているランナーがいる時は、その都度降車し様子を見に行きました。
メディカルカーに乗ると近くの救護所まで搬送し、そのまま棄権となってしまいます。そのため、ランナーの皆様はなんとか続けたいという方がほとんどでした。
とはいえ本当にマラソンを続けて良いのかどうか、判断を誤らぬよう慎重に観察を行い、続行可能と判断した方にはスポーツドリンクをお渡ししたり、改善方法をお伝えすることで対応しました。
担当したメディカルカーでも最後まで大事に至るランナーはおらず、安心しました。
今回のマラソンではランナーの方と声援を送っている皆さんの関係性や、走っている姿にとても励まされ、感動しました。
良い経験をさせていただいた高知県の皆さま感謝いたします。ありがとうございました。
来年は10回記念大会。より盛り上がる大会になることと思います。
ぜひ来年もサポートできたらうれしいです!
高知県の皆さま、ランナーの皆さま、関係者の皆さま、お疲れでした!
☺︎オフショット☺︎
↓宿泊先近くに観光スポットのはりやま橋がありました。