「鹿児島〜埼玉」新幹線転院搬送

「鹿児島〜埼玉」新幹線転院搬送

さくら新幹線

難病患者様を鹿児島〜埼玉まで新幹線を使った搬送

身長:145cm
体重:35.8kg
年齢:91歳、女性
感染症:なし
酸素:なし
医療処置:吸引あり、点滴
意識:意思の疎通が難しい。追視くらい
管:経管栄養→経鼻から胃瘻

搬送事前打ち合わせ

東京より看護師が現地入りし、患者様の容態確認と、担当医師様と搬送について情報交換。
搬送では担当医師様、看護師様との連携が一番重要となります
今回は飛行機での搬送を医師が許可せず、全行程新幹線での移送で決まりました。

出発病院〜薩摩仙台駅

病院から薩摩仙台駅まで病院の車両にて搬送
ホームまではストレッチャーをギャッチアップしてエレベーター乗り上がります。
新幹線の停車時間が短いため、ストレッチャーから新幹線多目的室への移乗は出発地医師、看護師同行でお手伝い頂きました

新幹線乗り換え

多目的室内では看護師が常時付き添い患者様を見守り、定期的なバイタル測定で容態管理、必要に応じて吸引などの処置を行います。

今回は新大阪駅にて新幹線の乗り換え作業があります。
大阪の民間救急事業者にストレッチャーの乗り換えを依頼し、九州新幹線から東海道新幹線へ乗り換えます。

どちらも終点、始発となるため、乗り換え時間に余裕があり、布担架移乗もスムーズに行えました

東京駅〜到着病院まで

東京駅

東京駅新幹線ホームでストレッチャー待機
新幹線到着後、多目的室からストレッチャーへ患者を移乗
専用通路を通り人混みを避けて車両まで移動します
民間救急車両にて目的の病院まで搬送し終了

参考搬送費用

病院〜薩摩川内駅〜新大阪駅〜東京駅〜病院 「新幹線利用搬送」

ストレッチャー搬送費(車両含む)※出発地〜駅まで病院の車両使用
重介助費
搬送看護師費
手数料
合計270,000円
※新幹線チケット代金除く

※費用は車両移動距離、介助の量によって変わります。搬送のご相談はお問い合わせください。